みなさん、こんにちは。
先日、私たちにとって非常に大きな節目となる、特別な祝賀会が開催されました。今回の式典は、「水俣協立グループ新病院竣工記念」、「水俣グループ50周年」、そして母体である「社会医療法人芳和会70周年」という、3つの大きな慶びが重なる、まさに歴史的な一日となりました。会場には、これまで共に歩んできた地域の皆様、医療・介護の関係者、そしてグループの成長を支えてくださった多くの方々にお集まりいただき、温かな熱気に包まれた素晴らしい会となりました。本日は、その感動の様子を振り返りながら、私たちが胸に刻んだ決意をブログに綴りたいと思います。
社会医療法人 芳和会は、1951年の設立から70年という長い月日を歩んできました。
戦後の混乱期、誰もが安心して医療を受けられる社会を目指し、「無差別・平等の医療と福祉」を掲げてスタートした芳和会。その歴史は、患者さんの苦悩に寄り添い、共に歩んできた歴史でもあります。祝賀会の冒頭、理事長からはこれまでの歩みと、支えてくださったすべての方々への深い感謝が伝えられました。70年という数字の重みは、そのまま私たちが預かってきた「いのち」の重みでもあります。この原点を忘れず、次の100年へ向けて歩みを進める決意を新たにしました。
水俣における私たちの活動の拠点、「水俣グループ」は50周年を迎えました。1974年1月、水俣診療所の建設から始まったこの歩みは、水俣病患者の皆さんの救済活動と分かちがたく結びついています。「患者さんと共に、この地で生きていく」その強い信念のもと、診療所から病院へ、そして在宅医療や介護、精神科医療へと活動を広げてきました。50年という歳月の中で築かれた地域住民の方々との「協同の絆」は、私たちの最大の財産です。式典では、共に歩んでくださった患者会や地域の皆様からの温かい祝辞をいただき、改めて地域に根ざした活動の意義を再確認しました。
そして、今回の祝賀会のハイライトの一つが、待望の「水俣協立グループ新病院」の竣工記念です。旧病院の老朽化という課題を乗り越え、地域の皆様の多大なるご協力によって完成したこの新病院。新病院のコンセプトは「治す・支える・寄り添う」これまで以上に地域の医療機関との連携を深め、困ったときにいつでも気軽に相談できる「街の保健室」のような存在でありたい。そんな願いが込められた新しい建物が、ついにその産声を上げました。
祝賀会の最後には、職員一人ひとりが新しい志を胸に、皆様をお見送りしました。
70年、50年という長い歴史は、決して平坦な道ではありませんでした。しかし、どんなに困難な時でも「患者さんの立場に立つ」という精神が、私たちを支え、導いてくれました。これからは、少子高齢化や人口減少といった新たな課題が待ち受けています。しかし、この新病院という強力な拠点を中心に、医療・介護・福祉が一体となったケアをさらに進化させていく所存です。改めて、この記念すべき日を一緒に祝ってくださった皆様、そして日頃から私たちを支えてくださっている地域の皆様に、心より御礼申し上げます。新しくなった「水俣協立グループ」を、これからもどうぞよろしくお願いいたします!