今日は韓国・社医連(韓国社会的医療機関連合会)の学生さんたちが水俣にやってきました。韓国社医連は私たちの所属するの民医連(全日本民主医療機関連合会)との長年の交流があります。昨日はくわみず病院で熊本民医連の歴史や院内見学を行い、今日は水俣協立病院で水俣病の学習、資料館などのフィールドワークを行いました。
昨日から歓迎のボード「みなまたへようこそ」を準備し、お花は協立クリニックの通所リハビリの利用者さんに発注、急にお願いしたのですが、きれいに作ってもらいました。手作り感満載の歓迎ボードも喜んでいただいたようです。良かった~!
熊本県八代市では、1960年代から1970年代にかけて、興国人絹八代工場で働いていた労働者の間で、慢性二硫化炭素(CS₂)中毒症が多数発生、熊本民医連でも八代中央クリニックを中心に救済に取り組んだ歴史があります。韓国でも1980年代から1990年代にかけて、レーヨン製造工場での二硫化炭素(CS₂)中毒が深刻な社会問題となりました。共通の経験のある熊本民医連と韓国の社医連の交流です。
明日は菊陽病院で見学、職員との交流、熊本の観光も企画されているようです。国は違うけれど、医療従事者として患者さんに寄り添い、患者さんと共に安心して生きていける世の中をつくっていくことは共通のテーマだと思います。お互いに頑張っていきましょう!
お土産で韓国のりをいただきました。みんなでいただきます。ありがとうございました。