水俣協立病院では、内科・消化器・呼吸器・循環器・神経内科などを専門としています。

神経内科リハビリテーション 協立クリニック

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スタッフブログ

病院の日常
2026年03月29日

水俣協立グループ新病院へお引越し!

水俣協立グループ新病院へお引越し!_画像1

桜のつぼみがふくらみ、春の訪れを感じる2026年3月29日。水俣協立グループにとって、歴史に刻まれる大きな一日となりました。かねてより建設が進められてきた新病院への移転作業。その最大の難所である「入院患者さんの移動」が、皆さまのご協力のおかげで無事に完了いたしました。


今回の引っ越しには、水俣グループの職員はもちろんのこと、私たち熊本民医連(熊本県民主医療機関連合会)の仲間たちが県内各地から駆けつけました。その数、総勢100名。この圧倒的な連帯の力こそが、私たちの強みです。


 


水俣協立グループ新病院へお引越し!_画像2

朝早くから引っ越しの打ち合わせが行われました。移転作業において最も優先されるのは、患者さんの安全と安心です。患者さんを分類し、医療依存度の高い患者さんから先に移動していきます。「体調は変わりませんか?」「これから新しいお部屋へご案内しますね」


そんな優しい声かけが飛び交う中、車椅子やストレッチャーでの搬送が慎重に進められました。100名ものスタッフが集まったことで、搬送、荷物の整理、新病院での受け入れ、そして旧病院の後片付けと、すべての工程が滞りなく、かつスピーディーに進行しました。


現場には、長年慣れ親しんだ旧病院への感謝と、これから始まる新しい歴史への期待が入り混じった、独特の活気があふれていました。


 


 


水俣協立グループ新病院へお引越し!_画像3

旧病院は、1978年の完成から約半世紀。建物の老朽化という課題を抱えながらも、水俣病被害者の方々をはじめ、地域の皆さんの「命の砦」として歩み続けてきました。


今回の新築移転は、単なる設備の更新ではありません。水俣病の教訓を次世代へと語り継ぎ、誰もが安心して医療を受けられる「無差別・平等」の理念を、より確かなものにするための大きな一歩です。


新病院は、最新の設備を備えるだけでなく、災害への強さや、患者さんのプライバシーにより配慮した設計となっています。新しい清潔な病室に入り、窓からの景色を眺めてホッと一息つかれた患者さんの表情を見たとき、スタッフ一同、これまでの準備の苦労が報われる思いでした。


 


 


水俣協立グループ新病院へお引越し!_画像4

4月1日からは、新病院と新しい水俣協立クリニックでの診療が本格的にスタートします。


このプロジェクトを支えてくださったのは、現場のスタッフだけではありません。建設資金のための地域協同基金や寄付にご協力いただいた「友の会」の皆様、そして「完成が楽しみだね」と温かい言葉をかけてくださった地域の皆様。皆様の支えがあったからこそ、この日を迎えることができました。これから地域の方々の笑顔や、温かな交流の記憶で彩られていくことを願ってやみません。


これからも、水俣協立グループと熊本民医連は、手を取り合って地域の健康と暮らし、そして尊厳を守り続けていきます。新しくなった私たちの病院を、どうぞ末永くよろしくお願いいたします!


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