今年も夏休みに合わせて、高校生を対象とした病院体験を実施しました。本日は5名の高校生が参加してくれました。はじめに、協立病院の概要について説明を行い、その後は2人一組になって看護師の指導のもと 血圧測定の練習 を行いました。電子血圧計、アネロイド血圧計、そして昔ながらの水銀血圧計の3種類を使い、それぞれの特徴を体験してもらいました。聴診器で音を確認しながら、交代しつつ測定を進めることで、医療現場での基本的な観察の大切さを実感してもらえたようです。
次は 妊婦体験と片麻痺体験 を行いました。2人の男子高校生も臨月相当の妊婦体験を体験し「わー重たい!これは大変だ……」「下にかがむのもこんなに大変なんだ」と驚いた様子で感想を話してくれました。看護師からはお腹が重くて上向きでは眠れないこと、靴下をはくのも大変、お母さんたちは本当に大変だったんだよといった妊婦さんの生活のや苦労についても説明があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。続いて、装具を装着して 片麻痺の体験 を行いました。少し歩いてみたり、階段を上ってみたりすることで、思うように体が動かない不自由さを実感してもらいました。看護師からは「お年寄りは筋力が弱いので、さらに大変なんだよ」と補足があり、参加者は介助の必要性を理解した様子でした。
次は、人形を使った 心肺蘇生の体験 を行いました。参加した高校生のみなさんは、学校でも心肺蘇生について学ぶ機会があるそうで、看護師から手順を質問されても、しっかりと答えることができていました。看護師のお手本を見たあと、交代しながら心肺蘇生を実施しました。
「しっかり力を入れるためには、ひじを曲げず前傾姿勢で行うと良い」というアドバイスを受け、みなさん次第に上手に胸骨圧迫ができるようになりました。また、心肺蘇生では疲れたらすぐに交代することが重要であり、今回はその 交代の方法 についても体験を通して学ぶことができました。
看護の仕事は介護分野にも広く関わるため、今日は通所リハビリに移動し、利用者さんと一緒に体操を体験しました。筋力をつけるためのトレーニングとして、スクワットなどの運動を高校生と利用者さんが一緒に行いました。お孫さん世代の高校生と並んで体操することで、利用者のみなさんもいつも以上に楽しそうな表情を見せておられました。和やかな雰囲気の中で、世代を超えた交流が自然と生まれ、通所リハビリ室がいつも以上に明るい空気に包まれていました。
今回は短時間の病院体験でしたが、将来を少しはリアルにイメージできたでしょうか?また春休みにもありますのでご参加お待ちしております。
【高校生病院体験のお問合せ先】
水俣協立病院 担当:田口まで (0966)63-1704
また熊本県民医連では医師・看護師・薬剤師を目指す学生を対象に奨学金制度があります。随時募集中です。詳しくは添付の奨学生募集チラシをご参照ください。
ファイル:奨学生募集チラシ