今年も「ミナマタ現地調査」が8月23日(土)~24(日)がおこなわれました。今年で42回目の開催です。1日目の水俣病について学ぶバスツアーでは熊本、鹿児島、福岡、大阪、東京、新潟から約60名が参加しました。
原因企業チッソがメチル水銀などを含む工場排水を垂れ流した百閒排水口、丸島排水口、埋め立て地のエコパーク、八幡プール、水俣病資料館、慰霊碑、親水護岸、JNC水俣工場、サイクレーター、大崎鼻公園などを見て回りました。
実際に当時の水俣をよく知るスタッフの解説、補足付きなので大変勉強になるツアーです。
夕方からは、駅前広場で交流会がおこなわれました。各地で取り組まれているノーモアの原告や弁護士さん、支援のみなさん等が集結しました。おいしいバーベキューを食べながら、参加者のみなさんからのご挨拶、来年で公式確認から70年を迎える水俣病、ノーモアの原告のみなさんも高齢です。秋の臨時国会での新法の成立、全面解決を願いたいです。
※写真は田中直光さん提供です。おいしそうですね。
2日目はもやい館にて決起集会が行われました。原告のみなさんや支援、弁護団の方など230人が集結しました。9/17には福岡高裁の裁判がいよいよ始まります。共にたたかう、近畿や東京、新潟の原告のみなさんからも裁判の状況や決意が述べられました。みんなで団結ガンバローでしめくくりました。