こんにちは。
今日は、訪問診察の運転手さんのピンチヒッターで芦北町、津奈木町方面の訪問診察に行ってきました。初めてうかがうお宅もあったのでカーナビをセットし、なんとか迷わず訪問することができました。
国道3号線から山の方に進み、田んぼに囲まれた地域へ。具合が悪くても訪問診察の日まで我慢しておられたことがあり、訪問診察時に救急車を呼んだことがある患者さん、今日はどうかな・・・?とみんなで心配しながら伺ったのですが、お元気にしておられました。良かった~。車窓から見える近くの田んぼは一面緑色、稲穂ができていました。あと1か月ちょっとで収穫でしょうか。
3件目は今日初めてうかがうお宅へ、玄関でインターホンを鳴らし、「ごめんくださ~い」と玄関を開けて先生と2人で大きな声で何度も言うのですが反応がありません・・・電話もしてみましたが無反応、お留守か?と思っておうちの外を見回していると部屋からうっすらと灯りが見えます。先生が「お邪魔しま~す」と言いながらお宅の中へ、入っていったら、リビングにいらっしゃいました。ご夫婦共に耳が遠いようでした。インターホンを実験で鳴らしてみて、電池切れか?壊れているようですよとお伝えし、息子さんが確認してくださることに。また、内服の余りを確認し、内服がきちんとできていない可能性があり、薬剤師さんの訪問の際に工夫していただくことになりました。
車内で、先生と看護師さんといろんな話をしていったのですが、この暑さの中、エアコンがなく扇風機でしのいでおられるお宅があるとの事でした。「海の近くだから意外と涼しいんですよ」と患者さんは言われているようですが、高齢になると暑さ寒さを感じにくく、体温調整機能も低下するといわれています。この患者さんは、体調をくずし現在入院されているそうで、今日の訪問診察はお休みでした。退院調整の時にエアコンのことも家族に話して検討してもらわなといけないね。と話しながら帰ってきました。